苗場山山頂の池塘群
山頂付近の600ヘクタールに及ぶ大湿原には、大小無数の池塘が水をたたえ、コバイケイソウ、チングルマ、ワタスゲ、ドウダンツツジ、ヒメシャクナゲなどの美しい高山植物が群生しています。
苗場山の花々
ゴゼンタチバナ | チングルマ | シラネアオイ |
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6合目
白い花や真っ赤に熟す実が可愛らしい。白い花のように見えるのは総苞片で、花はその中心部に十数個がかたまってつく。 | 9合目
和名は実に生えた羽毛状の毛が輪状に並ぶ姿が、子供が遊ぶ風車(稚児車)に似ることことにちなむ。花、実、紅葉ともに鮮やかで、高山植物を代表する種。実は風によって運ばれる。 | 6合目
和名は白根山(栃木県日光)に多いこと、葉の形が葵に似ていることにちなむ。高山というよりも日本海側のブナ林白馬岳などの雪渓わきのように湿った傾斜地に多い。日本特産。 |
コバイケイソウ | ニッコウキスゲ | キヌガサソウ |
9合目
日本海側の多雪地帯に多く、雪田周辺などや湿った場所に群落をつくる。花期には当たり年とはずれ年がある。高さ1m程の花茎の先に迫力ある花序をつける。 | 山頂
ゼンテイカという別名もある。霧ケ峰、霧降高原、尾瀬、雄国沼、月山など有名な大群落地が多い。花は朝に開花し、夕方にはしぼむ一日花。おしべとめしべは上向きにそる。日本固有種 | 8合目
和名は放射状につく葉の姿を高貴な人にさしかけた衣笠に見立てたもの。一見ツクバネソウに似ているが葉が大きく、7~10枚輪生した葉の直径は30~40cmにもなる。日本固有種 |
ワタスゲ | ベニサラサドウダンツツジ | イワイチョウ |
9合目
スズメノケヤリという別名もある。ワタスゲといえば湿原にゆれる綿帽子を思い浮かべるが、これは花期を終え実(果穂)をつけた姿である。 | 9合目
落葉樹の低木で、新緑の下に咲く鮮やかで赤みの濃い花。 | 9合目
ミズイチョウという別名もある。和名は葉の形が銀杏に似ていることにちなみ、イワもミズも生息地を表すが、岩場には少ない。しばしば湿気や雪田周辺に大群落をつくる。 |
ハクサンシャクナゲ | ヒメシャクナゲ | コイワカガミ |
6合目
シロバナシャクナゲの別名もある。白い花(花冠)の内側には緑の斑点が入り、地域によっては紅色がさす。八重咲きの変種はネモトシャクナゲとよばれる。 | 9合目
尾瀬や戦場ヶ原の湿原が生育地として知られる。和名は小さな葉の形がシャクナゲ類に似ているところから。属名アンドロメダはギリシア神話の王女の名で可憐な花の姿にちなむ。 | 8合目
日本固有の植物。山地で見られるイワカガミの高山型で、母種よりも全体に小さい。和名は、岩場に生え、光沢のある葉を鏡に見立てたことによる。 |
詳細
おすすめの時間帯 | 早朝、日没 |
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撮影ポイント | GoogleMap |
撮影場所までの難易度 | 高 |
苗場山ルート |
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